JICA、アフリカの無電化地域に電気を届けるサービス「WASSHA」に3億円を投資!

社会投資家へ出資!JICAは民間セクターに向けて投資を継続!

20161020_01_ph_01

国際協力機構(JICA)は、10月19日、株式会社デジタルグリッド(Digital Grid)との間で、サブサハラ・アフリカ地域「オフグリッド太陽光事業」を対象とする投資契約に調印しました。JICAはデジタルグリッドに対する3億円の出資を通じて、同社のタンザニアでの事業の拡大を支援します。

デジタルグリッドはキオスクを活用した「Business to Business (B2B)モデル」をタンザニア全土へのサービス拡大を図っているところで、今回のJICAによる出資を通じて本ビジネスモデルの拡大とBOP層の電力サービスへの更なるアクセスの向上が期待されます。

日本政府は2016年8月末にケニアで開催された第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)において「ナイロビ宣言」を発表し、民間投資、起業、イノベーション、官民連携、資金アクセスの増加等、民間セクターの役割強化に取り組むとしています。

また、2015年9月に国連加盟国が採択した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」における開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)でも、2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保することが掲げられています。JICAは今後も目標の実現に向け、これら政策に合致する企業やスタートアップなどに積極的に出資を行っていく方針です。


記事提供元:サブサハラ・アフリカ地域のオフグリッド太陽光事業への投資契約に調印:貧困層の電力サービスへのアクセスをより身近に

1  2

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください