アフリカをテーマにしたイベント「Startup Weekend Tokyo Africa」が世界で初めて開催されました!「アフリカ」に関連したプロダクト・サービスを生み出したいと集まった参加者はなんと100名!54時間にも及ぶ白熱した議論もいよいよ大詰め!今回は最終3日目、最終ピッチの様子を追いました。初日の様子、2日目の様子はこちらから!
緊張の瞬間!各チームのビジネスアイデアが出揃う!
今回は54時間かけて練り上げた、10チームのファイナルピッチの内容をご紹介します。優勝はどこのチームになるのでしょうか。
1) Africa × Japan
テーマは、「日本向けMade in Africaのプロダクトを日本向けにアレンジして販売する」こと。アフリカのクラフトは日本のセンスに合わないことを課題と捉え、ニーズを拾ってデザインを提案していくアイデアをピッチ!売上げはデザイン料や販売店のサイト利用料から賄います。
2) ハクナマタタ
テーマは「ネイルプリンターを使ったネイルサロンをケニアで経営する」こと。ケニアでは、ヘア・ネイルに時間とお金をかける女性が、消費の中心である中級所得層において増えています。1回当たり40分600円で日本の既存技術であるオートネイルを導入します。
3) パッション
テーマは「TEC FES × Conference」。大学生の40%が雇用がないという課題から、Next Africaというフェスを立ち上げます。情報格差の是正を目指し、顕在層へは直接マッチング、予備層へはコミュニティを形成、潜在層へはフェスと絡めたアプローチを実施します。
4) HUNTER
テーマは、「紹介人材採用を促進するサービス」。アフリカは情報が限られているので、求職者は知っている企業しか応募できず、また企業側も信頼できる人を採用するのが難しいので紹介で人を雇うことが多いのが現状です。企業と求職者の仲介者たちを繋ぐサービスを提供します。
5) からあげJAPAN
テーマは「Raspberry Piで教育サービスを提供すること」ハイスピードインターネットが使えない、または接続が安定しない使えないエリアに向けて、コンテンツが入れたRaspberry Piをキオスクなどを通じてリッチコンテンツ(動画など)を届けます。
6) Africa Onsen Group
テーマは、「日本のお父さんを元気に」。駐在員のリラックスの場所がないというニーズから、日本式総合アミューズメント施設の建設をケニアに建設します。パチンコ、スポッチャ、温泉、マッサージ、スパ、プールなどが各階で楽しめる、4階建ての建築物です。日本企業と共同事業で、福利厚生施設として36万/年を出してもらうことを想定しています。
7) LifePlayers
テーマ、「DreamPass〜難民向けの就職支援活動〜」。アフリカでは800万人以上の難民がいる。身分証明書を途中でなくしてしまい、仕事が見つかりにくい現状があります。DreamPassというオンラインサービスで個人の能力を管理することで、ジョブマッチングの機会を創出します。
8) Japan Fruits Lab
テーマ、「ケニアでのトマトビジネス」。栄養価が高く、どこでも手に入り、甘くておいしい野菜がケニアに少ないため、現地で調達可能な資材で栽培できる、フルーツトマトを私立小学校に販売するプランです。1セット300円、教材として使ってもらいます。
9) African Business Trust
テーマは「本気のアフリカ企業と日本企業のプラットフォーム」。企業はサイトに登録、パートナー企業を検索し、成約までこぎつけたら成果報酬を受け取る仕組みです。まずはナイジェリアからスタートを予定。パートナーの信頼性を確保やトラブル保証を行う為、デポジット制度を導入しています。
10)MEGANE.jp
テーマは、「アフリカと日本を繋ぐ株式市場を作る」です。アフリカの情報はネガティブなものが多いが、資源や人材はあり、事業成長の可能性はある一方、情報、投資機会は不足しています。オンラインストックマーケットを創設し、スタートアップ企業が上場できるようにするのを目標に、まずはモロッコで実施する計画です。