食事は1日1回、トイレは屋根なし…!日本人に知ってほしい、ルワンダ農村部の暮らし!

覚えておいてほしいこと

日本に住んでいるみなさんには、世界にはこんな暮らしもあるんだってことを覚えておいてほしいです

いま雨風をしのげて、普通に3食ご飯を食べれてるのは、たまたま日本に生まれたから

当たり前じゃない

こんな生活をしてる人が沢山いるのに、ぼくみたいな若造がのらくら暮らしてていいわけない

ルトマの人たちはみんな幸せそうに暮らしてるけど、やっぱり屋根のないトイレを使わなきゃいけないなんておかしいし、1日1食しか食べれないなんて普通じゃない

エジーデ
調査後にエジーデと

エジーデ&ルトマのみなさん、ありがとう

また行きます

夕方に暴風雨が

…と思っていたんですが、翌日にまた行くことになりました

午前中にこの調査を終えた後、夕方に暴風雨が到来

ぼくの家も室内で水面がたゆたうレベルで浸水(強風+豪雨だとドアのすき間から流れ込んでくるんです)

水面
寝室が浸水

「ルトマには他の地域も一通り見たらまた来よう」と思ってたんですが、「こんなに酷い雨で大丈夫かな…」と心配になり、昨日訪問したお宅を見に行くことにーー

そしたら、案の定被害を受けていました

屋根が壊れていた

昨日訪ねたこの家

ルトマ
前日に見た家

今日来たら、屋根が壊れていました

屋根 壊れた
強風で剥がれた屋根

この剥がれた屋根の下は、確か寝室だったはず…

屋根 壊れた
剥がれた屋根の下には寝室が

昨日見たばっかりの家が壊れるなんて……

ぼくが訪問したときはこの家のおばちゃんは出かけていて、近所のおじちゃんたちが教えてくれました。どうやら屋根は木でくくったりして直せるとのこと

正しい行為?

とは言え、これはあんまりなので、おじちゃんたちに修理代として少しお金を渡しておきました

「いつもいつもお金をあげられるわけじゃないけど、今日は特別だからね。あまりにも被害が大きいからだからね。この家のおばちゃんに渡してね」

と言っておきましたが、この行為は間違ってるのかもしれません

単純にお金を渡すのはボランティアとして良くないし、おじちゃんたちがお金を自分たちの懐に入れてしまうかもしれません

でも、ぼくはやっぱりこれで良かったと思ってます

日本でも誰にでもお金をあげることはないけど、災害が起きたら寄付をする。それと同じです

おじちゃんたちがお金をくすねてしまうかもしれないけど、写真撮って帰るだけじゃ気が済まないし

結局この家のおばちゃんたちには会えずに帰ってきました

そして今もまた雨がーー

「健康で文化的な最低限度の生活」という言葉の意味を考えさせられます

竹田憲弘(@NoReHero


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