今回挑戦する「置き薬ステーション」プロジェクト!
今回のクラウドファンディングでは、タンザニアの無医村Bwama村に置き薬のシステムを取り入れた「置き薬ステーション」をオープンするプロジェクトのために必要な200万円を募っています。
日本で普及している置き薬は、各家庭に設置されて人々の手元に置かれることでその良さが活かされるようになっています。しかし、タンザニアの農村地域では薬を家に置くことに抵抗を感じるケースがあり、Bwama村では各家庭に置き薬箱を配置するのではなく、村長に管理してもらう状況が続いています。
人々の意識をすぐに変えることは難しいため、置き薬を各戸に置いてもらうためのステップとして、まずはその拠点となる場所を設置したいと考え、AfriMedicoは「置き薬ステーション」の展開を計画しています。
「置き薬ステーション」は住民の徒歩圏内に開設され、何かあればすぐに相談できる、身近な場所としてスタートする予定です。また、下痢性疾患に苦しむ子どもたちの脱水症状を防ぐ経口補水塩(ORS)や、マラリア検査キットを揃え、マラリア罹患患者をすぐに病院へ搬送するフローも構築されます
。また、ここで得られたデータは病気の重症化予防や医療費削減効果等の検証に役立てられる予定です。つまり、このショップは薬局としての機能だけでなく、農村地域の貴重な医療情報を集めるデータバンクとしての機能や、地方医療の起点となる保健センターとしての機能も兼ね備えることになります。
アフリカの医療環境改善に向けて、邁進し続けるAfriMedico。そのビジョンに共感した方は、ぜひクラウドファンディングへのご支援を検討してみてください。