アフリカ東部に位置するタンザニアを拠点とする格安航空会社(LCC)であるファストジェット(fastjet)は11日、ケニアの首都ナイロビへの就航便を開始しました。開通した路線は、ダルエスサラーム – ナイロビ線とキリマンジャロ – ナイロビ線の2便で、両路線とも1日1便就航しています。
ファストジェットは、CNNのアフリカで注目の格安航空会社10社にも選ばれるなど注目の航空会社です。当初はタンザニア国内を中心に運航していましたが、過去2年で4カ国に進出するなど海外進出を積極的に展開していきました。現在は、タンザニア、南アフリカ、ザンビア、ウガンダ、ジンバブエ、マラウィにネットワークを持っています。
今回、新たにタンザニアの経済首都ダルエスサラームとケニアの首都ナイロビを結ぶ路線を片道80USドルから、キリマンジャロとナイロビを結ぶ路線を片道50USドルからと野心的な価格で就航を開始しました。
合わせて800万もの人口を抱える東アフリカの2大経済圏が結びつくことで、両国の経済成長がより活気付くとみられています。2016年の後半にはザンジバル島とナイロビ、ダルエスサラームとモンバサを結ぶ路線も就航開始予定で、両国の行き来がさらに便利なものとなりそうです。
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参照元:http://www.fastjet.com/us/en/