ブリケットワークショップ!
ブリケットに興味を持ってくれた5グループに、順番にアポイントメントをいれ訪問を開始。
大勢の村人が集まってくれた第一回目は本当に緊張・・。笑
なんせブリケットの作り方を他の隊員に教えてもらったものの、わたしもブリケットを作るのは初めて!
どういう順番で始めるのか・・・
本当にブリケットは形になるのか・・・
不安定要素が多いマラウイでは成功するとは限りません。
まずは先輩隊員が作ってくれたビデオで、作り方を説明。
(活動には、こんな風にI Padを活用して動画を見せています。
文字が読めない人にも直接音と映像で伝えることができるので、ビデオはとても効果的です!)
紙媒体で、なぜブリケットを作るほうがいいかメリットを説明。
そのあとはいよいよブリケット作りを開始!
ワークショップの様子はこちら。
6時間後・・・
終始ドキドキでしたが、なんとかブリケットができました!
完成したブリケット 製品にするにはほど遠いけど・・
そんなこんなで5か所で同じようにワークショップが終了!
しかし、問題はこれから。村人がブリケット作りを始めてくれるかどうかが重要です。
ブリケットは彼らのビジネス…
主体性が大切なので、「ブリケットビジネス初めてね。」と敢えて強くは言わないことにしました。
ブリケットビジネスを始めるための「壁」とは…
ところで、
村人にとって、ブリケットビジネスを始めるために、大きな壁がありました。
それは 【初期投資】=ドラム缶を用意すること
ドラム缶を用意するには、
・コタコタにドラム缶を売っているお店がないので、持っている人をツテで探さなければならない
・ドラム缶の購入費11000MK(約1500円)は、村人にとって結構高い
初期投資するために、ある程度の貯金がないといけません。
ですが、村人には他にお金が必要なことも多い。
米や野菜の種を買ったり
急な出費(病院、葬式)のために貯金したり
他のスモールビジネス(揚げパン、野菜ビジネスなど)をしたり
もともと定職についておらず収入源が少ない村人たちにとっては、ドラム缶の出費はかなり大きい。
たとえ収入を増やしたいとおもっていても、
コストを払ってまでビジネスをするメリットを感じてくれるか
そこまでしてビジネスをやりたいか、がポイントになってきます。