ガーナの村を歩く~児童妊娠に土着宗教。歩くことで見えるリアルな風景~

表紙

Memawoakye!!(メマヲマーチ!!)
西アフリカのガーナ共和国より、おはようございます。

この土日は、ガーナの海沿いに住む隊員が集まりBBQを楽しみました。
じゃじゃじゃん!!

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これぞギニア湾の恵。
マグロ、エイひれ、イカ、エビ、イカスミ汁、、、
地元の人に混じり地引き網を手伝うと、海鮮をタダでいただけるのです。

お腹いっぱい幸せ、青年海外協力隊員の小林です。

さて、私の仕事はとにかく「歩く」こと、から始まります。
職場の誰よりも歩いている自信だけはあります。
そのおかげで、足が浮腫み、肌はこんがり焼け、ガーナ人の猛烈な絡みに疲れ果てる今日この頃です。笑

それでも「歩く」ことで、発見することはたくさんあります。
なにせ海外で仕事をする、外国人の私は言葉でのやり取りには限界があるもんで。
一見は百聞にしかず。ということでとにかく歩いて、気になったものは写真におさめ、同僚や村人に質問したりしています。

最近の気づきを書いてみます!

1) 小学校のPTA集会の議題は・・・?

村には小学校がいくつかあります。
校舎はボロボロではありますが、たくさんの子どもたちが集まり日々勉強に励んでいます。
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ある時、村に行くと小学校に父母が集まりPTA集会を開催していました。
しかし、何やら紛糾しているご様子。

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な、なにを話しているんだろう、、、
同僚に説明を求めたところ、こんな答えが返ってきました。

「この小学校では女子生徒が3人妊娠して、今家にいるんだよ。先生方は親に夜子どもを外に出さないように、理解を求めているんだ。」

な、な、なんだと!
小学生が妊娠!?

恐らく11歳〜13歳くらいの年齢の子どもたちということ。
衝撃的でした。

そういえば、先日この村でワークショップを開催した時のこと。

村で改善すべき点として、住民からこんな意見があがっていたんです。
「”wake-keeping”やその他の夜のイベントに、子どもを参加させないようにする」
このwake-keepingとは、その名の通り、一晩中起きている日のことらしいのです。お葬式の前日に親族が集まり、みんなで一晩中死者のことを語り明かすのだとか。
このイベントに子どもを連れて行っても、なかなか目が届かず監督できず、ということらしい。

それにしても驚いた。
まだまだ課題が多い、ガーナの教育現場を垣間みた気がしました。

2) 土着宗教との出会い

いつも通り、村のお家を訪問した時のこと。
「ちょっと見せたいものがある」
と連れて行かれたのは、住居のすぐ横にある小さな小屋。

こんなものが。

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思わずゾクッとしてしまった。
口をあんぐり開けて、苦悶の表情にも見えるこの像の頭にはいくつものナイフが刺さっている。
ひょえ〜なんかやばいものを見てしまったかなと思いつつ、許可をもらって写真におさめる。

見せてくれた村人が言うには、何かスピリチュアルなものらしい。

病人が出た時は、その人の指を少し切って血液をこの像の頭に注ぐ。
そうするとたちまち回復するんだとか。
住人は毎朝お酒(ジン)を地面にかけて、お祈りしていると言っていた。
(英語でのコミュニケーションが難しく、ここまでしか分からなかった。)

キリスト教かイスラームを信仰する人々が大多数のガーナで、今までこのようなものを見る機会はなかった。から驚いた。
気になりすぎたので、職場でこの写真を見せ同僚に根掘り葉掘り聞いてみる。

以下分かったこと

  • これは現地語「Bosom」という神様。
  • Bosomとは小さい神様という意味。
  • 上の写真よ〜く見てください。後ろの壁にイエスキリストのお母様、マリア様の絵が貼ってあります。
  • ということは、住民はクリスチャンでもあるっぽいな。
  • Bosomとキリスト教にはこんな使い分けがある。「お金が必要」「あいつを呪い殺したい」等々、わりと目先の問題や願い事に関してはBosomに頼る。一方、「天国に行きたい」等のもっと大きな話はキリスト教の管轄になる。
  • Bosomにするものはなんでもよくて、この場合は石?みたいだけど、木なんかを神様として祀ることもあるのだとか。
  • 1つのBosomに対して、1人それを司る人物がいる。はずだから、是非村人に聞いてごらん。

これらの話から、この宗教恐らく西アフリカベナン発祥のブードゥー教(興味がある方は是非検索してみてくださいね!!)と関係があるのでは、と思ったが、同僚はまた別のものだと言う。

そういえば、ガーナドラマを見ていると、安っぽいCGでこの土着宗教を描いていると思われる場面をよく見る。人に神様が憑いたり、お金が必要だと頼みにいったら生け贄が必要だと言われて恐怖におののいたり、といった様子が見て取れる。深刻な感じというよりは、むしろ面白おかしい感じで、見ている側もケラケラと笑っているけど!

いいのかな、おい!

う〜ん、興味深い。

もしこういう研究とかされている方いたら、是非詳しいこと教えてくださいね。
もっと勉強してから来れば良かったな!

歩くことって、海外で仕事する上でとても重要なことなんじゃないかなと思います。
ということで、こうやってたくさん「歩いて」、見たこと聞いたことをしっかり活動に反映させてできることをやっていきたいと思います。

また来週〜

Akane Kobayashi

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