認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、アフリカで紛争被害にあった人々への支援を目的として、「ふるさと納税」を活用した『冬季募金キャンペーン2019』を、2019年11月11日(月)~2020年1月15日(水)で実施しています。
アフリカで元子ども兵の社会復帰を支援!
認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、『すべての生命が安心して生活できる社会の実現』を目的に、2001年に設立されて以降、アジアやアフリカなどで紛争被害にあった1万人以上の人々に対して支援を届けてきました。
現在では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施しています。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町を中心に、被災者支援活動を展開しています。
テラ・ルネッサンスの活動資金の多くは、一般の方からの寄付といった自主財源が占めています。これは、できるだけ助成金に頼らない財源構成にすることで、資金の活用使途が限定されず、途上国における突発的な災害や状勢悪化など、現地のニーズに柔軟に対応した支援を届けられるためです。
「ふるさと納税」を活用した募金キャンペーンを開始!
テラ・ルネッサンスでは、より多く一般の方からの寄付を募るため、事務所を置く佐賀県の制度を活用し、2017年に「ふるさと納税」を通じた新たな寄付を開始しました。初年度となる2017年には470万円、2018年には1,190万円が集まり、年をおうごとに寄付者の関心も高まっています。
そして今年もアフリカで紛争被害にあった人々への支援を目的として、「ふるさと納税」を活用した『冬季募金キャンペーン2019』を2020年1月15日(水)まで実施しています。
同法人の職員である島彰宏さんは本キャンペーンについて、「初めは仮に返礼品が目的でもいいと思っています。ふるさと納税で寄付することで、途上国の支援に関心を持ってもらえると嬉しいです。集まった寄付は、コンゴ民主共和国で、紛争被害にあった女性の支援などに活用します。また、昨年ノーベル平和賞を受賞したムクウェゲ医師の活躍もあり、『忘れられた紛争』として知られるコンゴへの関心を、絶やすことなく呼びかけていきたいです。」と語っています。
▶特設ページ:https://www.terra-r.jp/tokibokin2019.html
- 記事提供元:京都のNPOがアフリカへ支援を届ける「ふるさと納税」を活用した募金キャンペーンを開始|PR TIMES