こんにちは!早稲田大学1年の北川鈴乃です。豊かで幸せな人々は貧しくて不幸せな人々を幸せにする使命がある?私は本当に国際協力の道に進みたいのか?もやもやした自分の夢を答え合わせするために、大学1年の夏休みを使ってガーナの地に飛び込んでみました。今回は私がガーナで行ったことについて紹介します!

子どもたちに学校を行ってもらいたい!

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思い出してみてください。みなさんは小さいとき、どんな1日を送っていましたか?

よく寝て、よく遊び、よく学ぶ、私はそんな子ども時代を過ごしました。

でも、ガーナで出会った小さな友だちの多くは違います。小さいながらに、食器洗いに火起こし、農作業、粘土作り、木片拾い、薪割り、子守…家族のためにたくさんのお手伝いをします。

幸いこの村では教育を妨げるほどの児童労働は見られなかったものの、私はこの子たちにもっと自由な時間を与えたいと感じ、そのための空間を作るのが「学校」だと気づきました。

この村では義務教育は浸透しており、多くの子どもたちは学校に通います。

しかし、中には教師の体罰が怖い、勉強しても将来役に立たない、などの理由から学校に行きたがらない子どもたちもかなりいるようです。

また、学校には私たちの見慣れた遊具はなく、広い草むらが校庭でした。子どもたちは手に入るもので楽しそうに遊んでいるものの、生まれた環境によって遊びの幅が狭まるのは不公平に感じました。

そこでブランコを作ってみた、けど…

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そこで、子どもたちに少しでも学校に行きたいと思ってもらえるよう、校庭にブランコを作ることにしました。

店で丈夫な金属を購入し、金属業を営む村の方にお願いすると、2人用の立派なブランコが完成しました。突如、学校に現れたブランコに、子どもたちは我さきにと駆け寄ってきます。

しかし、大変なのはそこからでした。別の子が乗っているのにも関わらず力づくで椅子を奪う子。1つの椅子に2人で乗ろうとする子。支柱部分にぶらさがる子。収集がつかなくなり、大声を張り上げるも小さい子には英語の理解に限界がありました。

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そこで、正しい使い方を教えるための紙芝居を作り子どもたちの前で披露すると、みんなすごく真剣に聞いてくれました。

それなのに、週明けに見た光景は以前と全く変わらず。学校の夏休みが終わるのが私の帰国直前だったこともあり、結局、最後まで子どもたちが順番を守って仲良く安全にブランコで遊ぶ光景は見られませんでした。

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学校の先生方が後は引き継ぐと言ってくれましたが、子どもたちの為を思ってしたことがただの喧嘩と怪我の種を植えただけになってしまったという申し訳なさと無力感でいっぱいになりました。

何か形あるものを残すことよりそれを人々がうまく利用できるように目に見えない部分に働きかけることの方がよっぽど大切で難しい。そのことを身をもって体感した悔しい経験でした。

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最後まで読んでくださりありがとうございました!今回紹介した私のプロジェクトは大成功とは程遠いものでしたが、私はガーナに渡航するという決断をしてよかったと心から思っています。今もガーナで過ごした日々が忘れられません。それほどまでに私を引きつけるのはなぜなのでしょうか。次回の記事もお楽しみに!

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