モザンビーク北部の復興を願って。モザンビークの米×馬耕米の麹、清酒「サケヤスケ」が限定発売!

三馬力社は4月8日より、国産の馬耕コシヒカリとモザンビークのお米をかけあわせた清酒「サケヤスケ」を限定500本で自社ECサイトにて販売開始しました。

日本の酒米とは全くちがう特性を持った米でつくられた「サケヤスケ」は、招徳酒造が誇る伝統の生酛造りにより、日本とモザンビークの大地の味が融合した、両国の爽やかな風を感じる清酒に仕上がりました。

モザンビークと日本を繋ぐ史上初の酒造り!

「サケヤスケ」の酒造りは、武装集団に襲撃されたモザンビーク北部のカーボデルガド州の復興を願うことから始まったプロジェクトです。

襲撃によって収入を得る手段が減少している現地農家の方々の生活再建のため、農産物の出口づくりの一つとして現地からお米を買い取り、京都の招徳酒造にて清酒に仕込みました。

原料となったモザンビークのお米は、カーボデルガド州のうるち米であるムコジョという名前の在来品種です。

日本植物燃料株式会社の現地法人の協力のもと、外国人の立ち入りができない地域からお米を輸入することができました。

また麹となった国産コシヒカリは、無肥料、無農薬で人と馬の力により丁寧に育てられた貴重な馬耕米です。

日本の酒米とは全くちがう特性を持った米でつくられた「サケヤスケ」は、招徳酒造が誇る伝統の生酛造りにより、日本とモザンビークの大地の味が融合した、両国の爽やかな風を感じる清酒に仕上がっています。

なぜモザンビークのお米?

モザンビーク北部のカーボデルガド州では、2017年10月以降武装集団による襲撃が多発しており、治安の改善へ向けてモザンビーク政府の対策が進められている地域です。

このプロジェクトのきっかけとなったのは、モザンビークの農村でバイオ燃料や電子通貨を普及し地域づくりに取り組んでいる日本植物燃料株式会社合田真氏の現地への想いです。

合田氏は2012年から現地法人を立ち上げ事業に取り組んでいますが、この現地法人の本拠地は当時カーボデルガド州の州都ペンバにありました。

しかし、武装集団による攻撃で工場、田畑、実験圃場などが破壊され、現地社員やその家族も避難を余儀なくされました。

現在は拠点を首都マプト市およびナンプラ州に移して事業を続けていますが、今でも日本人や外国人の立ち入りが難しいカーボデルガド州の土地家屋は、襲撃された当時のまま復興できていません。

現地に残った方々の生活再建のためにできることは何か、地域の復興へ向けて日本からできる第一歩として今回のプロジェクトが発足しました。

お酒の名前となった弥助は、モザンビーク出身で織田信長に仕えた日本史上初の外国人侍といわれる人物で、モザンビークに生まれ数奇な運命を経て日本の侍の心を持つに至った、両国を繋ぐ縁の象徴といえる存在です。

この新酒の命名には、モザンビークの現運輸通信大臣マテウス・マガラ氏が協力しています。

「サケヤスケ」が伝える想い!

モザンビーク北部の復興を願うことから始まった酒造りは、日本とモザンビークという二つの国と文化を結ぶ新たな試みとなりました。

このお酒を味わい、楽しむということは、新たな挑戦やよりよい世界への希望を共にするということでもあります。

500本限定生産ですが、多くの方にモザンビークやアフリカへの関心を持っていただき、未来への希望を共に味わってほしいという願いがこもっています。

商品概要

  • 商品名:SAKE YASUKE(サケヤスケ)
  • 製造元:招徳酒造株式会社
  • 販売元:株式会社三馬力社
  • 原料米:米(モザンビーク北部カーボデルガド州産ムコジョ)、麹(国産コシヒカリ)
  • アルコール度数:15度
  • 容量:720ml
  • 限定本数:500本
  • 発売日:2023年4月10日
  • 価格:税込み11,000円
  • 販売サイト:https://tazinba.jp/product/mozambique/

記事提供元:モザンビークの米×馬耕米の麹、清酒「サケヤスケ」発売のお知らせ|PRTIMES

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