2025年8月に横浜で開催される第9回アフリカ開発会議（TICAD9）に向け、横浜市は積極的なシティセールスを展開中です。2024年8月24日・25日に開催された閣僚会合では、山中竹春横浜市長がホストシティとしての意気込みを示し、アフリカ各国の閣僚との交流を深めました。
また、横浜市はTICAD9に関連したPR活動やロゴマークの発表を通じて、アフリカとの連携を強化しています。
横浜市長の意気込みとTICAD9ロゴ発表
2025年8月に横浜で開催される第9回アフリカ開発会議（TICAD9）に向け、8月24日と25日に東京で閣僚会合が行われました。山中竹春横浜市長は、24日に開催された外務大臣主催のレセプションに出席し、TICAD9のロゴマーク発表に立ち会いました。
市長は、横浜がホストシティとしてアフリカ開発会議を迎える意義を強調し、横浜市の歓迎の意を示しました。
このロゴマークは、専門学生である渡部菜都美さんがデザインしたもので、TICAD9に向けたシンボルとして、多くの注目を集めました。山中市長の発言とロゴマークの発表は、開催地としての横浜の熱意と準備の一端を示すものでした。
横浜市のブースでのPR活動と交流促進
レセプション会場では、横浜市がアフリカ各国の閣僚向けにブースを設置し、積極的なPR活動を展開しました。
このブースでは、横浜市とアフリカ諸国とのこれまでの交流実績を紹介し、さらには2027年に開催される「GREEN×EXPO 2027」についてもPRが行われました。
横浜市のブースには、コンゴ民主共和国のカザディ・ディタバラ外務大臣付国際協力担当大臣や南アフリカ共和国のラモラ国際関係・協力大臣、国連開発計画（UNDP）のエザコンワ総裁補兼アフリカ局長など、多くのアフリカ各国の代表が訪れました。
こうしたPR活動は、横浜市とアフリカ諸国とのさらなる協力関係の深化を目指すものです。
TICADの歴史とTICAD9に向けた展望
アフリカ開発会議（TICAD）は、日本政府が主導し、国連、国連開発計画（UNDP）、アフリカ連合委員会、世界銀行と共同で開催される国際会議で、アフリカの開発をテーマとしています。1993年から8回開催されており、横浜市は2008年、2013年、2019年に開催地となりました。
特に第7回アフリカ開発会議では、アフリカ53カ国の代表者を含む1万人以上が参加し、日本国内最大規模の国際会議となりました。
第9回となる次回のTICAD9は、2025年8月20日から22日まで横浜で開催される予定であり、横浜市はその準備に向けて、特設ウェブサイトで関連情報を提供しながら、アフリカとの交流と連携をさらに強化する取り組みを進めています。
- TICAD9横浜開催特設ウェブサイト：横浜市のアフリカとの交流・連携の取組や、2025年８月の開催に向けた、TICAD9関連情報が掲載されます。
- 記事提供元：第９回アフリカ開発会議（TICAD9）横浜開催に向けて、アフリカ各国閣僚へシティセールスを行いました。｜PR TIMES
