親の心境が名前
ケイツメレさん(Keitumetse) ‘私は幸せ’
これはどストレートですね。確かによくいます。
日本では幸って名前はよく使いますしね。 新しく生まれた命に「幸せだ」と思ってつけるみたいです。
でも、これ記事からするに主語はファミリーであって、
日本の幸は大体「この子が幸せになりますように」という願いが多いと思いますが、
ボツワナの場合は「今、私たちが幸せ!!!」っていう表現みたいです。
シングルマザーの心境が名前になると・・・
ハバナコシ Gabanakgosi ‘彼らにはチーフ(村長、首長)がいない’
オントゥシツェ Onthusitse ‘彼は私を助けた’
オンタティレ Onthatile ‘彼は私を愛していた’
はシングルマザーから生まれたであろう子の名だそうで、
特に父親側の家族と未婚の母の間に大きな衝突があった場合につくようです。
以前も書きましたが、ボツワナはシングルマザーがデフォルトなので、これは多そうだ!
シングルマザーがそういった状況でストレスためると子供の命名でストレス発散しているようで・・・
Banyatsang ‘何を軽蔑しているの?’
Bankaketse ‘彼らは私についての嘘を話した’
Gaalatlhwe ‘彼は私を捨ててない/放置してない/見放してない’
Gagonthesepe ‘それは私を困らせてない/それは私に何もしていない’
Gakeratege ‘私は愛されてない/好かれてない/好まれてない’
Keatlhotswe ‘私は判断または宣告されました’
Olebetse ‘彼は忘れた’
Kesotlegile ‘私はまだ苦しんでいた’
Gabaikanngwe ‘彼らは信頼してない’
Ketlogetswe ‘私は置いてかれた/放置された’
Oitatotse ‘彼は悪事を否定した/彼は(妊娠の)責任をとることを拒否した’
え (゚Д゚; ちょっ・・・まッw
最後のとかもはやストレートすぎて・・・大丈夫なんだろうかと思う。
自己紹介するときに「うわっ」て思わないのか・・・?!
“この苦しい意味の名前は意図的に、抗議として もしくは、
この命名した人の苦しい状況を覚えておく為につけていて、 これは別に、家族間のもめ事だけでなく、
悲しみや、命名するときに父親が無くなった悲しみからつけたりする” (記事抜粋)
その時の母の気分と状況でついちゃうっていうのが、すごくボツワナ人っぽいですね。

クリスチャン系のセンテンスネーム
神の加護を願ったり、子供を神からの贈り物という考えからつく名前。
Modimoofile ‘神がくださった’
Modimoopelo ‘神は寛大です’
Modimoosi ‘神だけ’
Gaofenngwe ‘神は敗北することはできません’
Modimoothata ‘神は強い’
Modimothebe 神は盾
Keolopile / Koolopile ‘私は神に求めました’
Tirotsaone ‘神の行動と役割’
Onkarabile ‘神は私にこたえた’
Tiroyamodimo ‘神の行い’
Tiroyaone ‘神の行い’
キリスト教国らいしいですね。