大豆農家に安定した収入を!アフリカのケニアで奮闘する若手女性起業家のルーツと想いを探る!

軌道に乗り始めたAlphajiriの事業

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Alphajiriの事業は成長を続けており、現地の農家も安定した現金収入を確実に得ることができるようになってきました。「子供の学費を払えた」「壊れた家の屋根を修繕することができた」、などの喜びの声も聞こえてくるそうです。

契約農家の軒数は季節を重ねるごとに増加し、元々の50名から約300名までになりました。大豆の取扱量についても、数トンレベルから年間約150トンへと増加しました。

嬉しい悲鳴が上がる一方で、大豆の流通量の増大により、手作業で行われている業務を機械化しなければ加工食品メーカーへの納期に間に合わせることが非常に大変な状況に陥ってしまいました。

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また、手作業による出荷業務の煩雑さから、農家からの大豆買取り業務・栽培指導・支払い事務などに人員を割くことが難しくなっています。しかし、現在の資金では、農家から大豆を買い取り、卸すまでの運転資金に使うことで精一杯で、現在の資金を機械購入のために使用することはできません。

そこで今回、事業をさらに拡大させてより多くの農家をサポートするため、クラウドファンディングに挑戦することになりました。

クラウドファンディングに挑戦中!

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今回のクラウドファンディングは11月29日(火)までで、最低でも200万円を集める必要があります。目標金額を超えなければ集まった支援金を受け取ることは出来ません。クラウドファンディングで集めた資金は、選別テーブルと選別機という、事業の効率化を図るために不可欠な作業用器具を購入するために使われます。

ケニアで流通している大豆には、石や泥、茎などのゴミ、腐敗した豆などが混ざっていることが多々あります。そのため、製品の品質を高めるためにはこれらの不純物を取り除く必要があります。

そこで使用されるのが、選別テーブルや選別機です。選別テーブルは全農家グループエリアに導入される計画となっており、農家さんにとって最も大変だった選別作業を軽減します。また、選別機はAlphajiriの倉庫に導入される計画となっています。これにより、1時間に2~3トンの選別処理が可能となり、繁忙期は総勢30名で朝7時から夜10時まで手作業で行っていた選別作業が大幅に圧縮されます。

つまり、これらの器具を導入することで栽培契約・種子配布に時間を割くことが可能となり、今の2倍の農家(500~600名)と栽培契約を結び、指導・買取をしていけるようになります。また、人件費や時間を、農家の個別栽培指導や、農家が作った大豆の売り込み営業にも回すことができるようになるのです。

ケニアの農作物サプライチェーンに切り込み、成果を挙げ始めているAlphajiriの事業。クラウドファンディングの募集ページはこちらです!「ケニアの大豆農家たちが安定した収入を継続的に得られる仕組みを作りたい!」という想いで奮闘する薬師川さんの事業を、一緒に応援しませんか。

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