協力隊を経てケニアで起業!「決断を早く」をモットーに、アフリカで様々なビジネスに挑戦!

2014年11月からアフリカのケニアでビジネスをしているMAXY(マクシー)社の松本義和です。ドライバー付きレンタカー、車の輸入販売、バイクショップ経営などいろいろなことに挑戦しています。日本人の中では、なかなか珍しい経験をしているので、私が勉強したこと感じたことなどを紹介することで、今後ケニアやアフリカでビジネスを検討している人に少しでも参考になれたらと嬉しいです。

ケニアで働いているきっかけ

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私は2010年に青年海外協力隊としてケニアへ赴任しました。7年半勤めた会社を退職して英語も全く話せなく、TOEICは300点レベルでしたが参加しました。ケニアの公用語は英語でしたので、現地には英語を話せる人が沢山いて勉強しやすい環境でした。

当時、私はPCインストラクターという職種でマランダハイスクールというセカンダリースクール(中学3年生~高校3年生までの4年制)に配属されました。学校に住込みでコンピュータの授業を担当していました。

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そこで気づいたことが、授業料を払えず退学する生徒がいることです。そんな中、ケニアの青年海外協力隊の有志で運営されている奨学金団体であるKESTESに1人の生徒を申請し、彼の家へ訪問し家庭環境を調査しました。

彼が学校へ来なくなった理由は、父親代わりになっている方が仕事を解雇され収入がなくなり、学費が払えなくなってしまっていたからでした。彼にはまだ弟や妹が3人いました。

奨学金があれば、彼1人は卒業まで支援できるかもしれません。しかし、父親に仕事がないままでは、妹や弟は学校へ入学すらできないのではと、一時的な奨学金では根本的な解決にはならないのではと感じました。

この経験を通して、協力隊後の仕事は途上国で雇用を拡大できる仕事に就きたいと考えるようになりました。。

ただ、日本へ帰ってきてもTOEICが600点だったので、海外で働ける仕事には就けませんでした。その後2年間、日本で働きましたが、やはり海外で働きたいと想いは消えず、その当時でやっとTOEICも760点となり、今の仕事に就くことがでました。

ケニアでビジネスする上で大切なこと

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ケニアへ来て働くと、それまで協力隊時代に住んでいた田舎でのんびりとした暮らしではなく、ナイロビという都会でケニア人を相手にビジネスをすることの大変さを目の当たりにしました。

警察に捕まったことも何度もあります。従業員や取引先が私を騙そうとすることもあります。油断の許さない日の連続ですが、ドライバー付きレンタカー、車の輸入販売、バイクショップ経営など様々なことに挑戦しています。

私がケニアでビジネスをするときに大事だと思っていることの1つは、「決断を早くする」ということです。現場でビジネスをしていると、色んな場面で決断を迫られることがあります。

ある本を読んだ時に、これをするかしないか?という決断を迫られたときに、今でなくてもいいのではないか?と思い、保留という回答をすると、「その人は決断をしないという決断をしたことになる。」と書いていました。これはこのときに大きなビジネスチャンスを逃しているということだそうです。するなら今。しないならしない。そして別の方法を考える。

なので、私はYesかNoをできくるだけその場で決断するようにしています。

例えば、

  • 車の買い付けで、この車両を買うか買わないか?(この次に出てくる車両が絶対にこれより良い車両という確証はない)
  • レンタカー事業やバイクショップを始めるか始めないか?(いくら儲かるかはやってみないとわからない)
  • この人と一緒にビジネスを継続していくべきかどうか?(言い訳ばかりする人は何も解決してくれない)

などなどです。。。

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