日本人が日本が追い出される!?
タンザニアにいて思うのですが、例えば隣の国のケニヤはやっぱり近くて、南アフリカはちょっと遠い。
文化的にもそうですし、陸続きで接している国の方々は街中にいても違和感もないですし、どこか雰囲気も近いような気がします。
日本の島国的感覚は結構特殊なのだろうなと思います。
比較的、日本人以外は外国人と一括りに捉えがちのような気がします。
だから、日本人以外が、例えばコンビニで働いているとおや?と感じる。
昔はそれが中国人であれベトナム人であれ、あ、外国の方だ、と思っていたように思います。
しかし、その感覚も段々となくなっているのではないでしょうか。
僕自身、日本に帰るのが不定期で間隔が空くからこそ、帰る度に前より外国の方増えたな~!って思います。
きっとこれからもっと増えていくのだと思います。
なぜ前は外国人が少なかったかというと、ひとつは言語の壁でしょう。
日本は島国という地理的な側面に加えて、日本語という独自の言語で人の流入を防いできたわけです。
しかし、人件費が安い場所に工場を作り、国際的なビジネスの重要性が増すにつれ、外国人の雇用が増えてきましたよね。
日本語を勉強する外国人も増え、同時に英語がビジネスの必須ツールになっていることも理由として挙げられるでしょう。
これが続くと、日本人という一個人も、国際市場の中で一個人としての労働力の価値が評価されるようになってくるのではないでしょうか。
日本で仕事したいけど、やりたい仕事などができなくなってくると息苦しくなり、
日本の受け皿から溢れ、アフリカ(など)へとはみ出していく人が徐々に増えていくのかもしれません。
アフリカに進出するなら本当に今なのか!?
だから溢れる前にアフリカにいこう!っていうのはなかなか乱暴な議論だなぁと、思いとどまりました。(笑)
要は国際的な人材マーケットにおける価値を持っていれば、きっとどこでも生きることができるし活躍できるのでしょう。
アフリカに住んでいる日本人の人はわかると思いますが、先にいるという先行者利益はあります。
なぜなら、その土地のことをよくわかっているし、築いてきた人間関係などもあるからです。
だからこそ新しく来た日本人の多くはその方を頼ることになります。
僕も日本はとても好きなので、いまの良さがいつまでも続くのであればそれに越したことはないと思いますが、
日本から出て外で活躍する人が増えることが、日本にも貢献することに繋がるのではないでしょうか。
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