「国際協力」に興味があってアフリカに行く方もいると思います。私もその一人でした。しかしながら実際現地に住んでみるとあまりの課題の多さに呆然としました。自分の存在なんて..と考えてしまい何度も心が折れそうでしたが、その時「どれだけ大きなことをしたかではない、どれだけ心を込めたかが重要だ」と考えるようにし、自分のできる限りのことに愛を注いで精一杯全力で2カ月間過ごしました。今回はプロジェクト等の最終報告と帰国後の活動についてご紹介します。

ガーナが抱える課題!

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前回はガーナの農家が抱える貧困やフードロスに関わる問題について紹介させていただきました。でもそれはほんの一部で、ガーナではまだまだ多くの問題が存在します。マラリアの問題、ごみ問題、教育の問題など、、、本当に課題が山積みです。好奇心が旺盛な私は自分のプロジェクトを回す傍ら、こういった問題にも何かできることはないかと常に考えていました。

まずマラリアの問題については蚊の絵を描き、どのようにしてマラリアが運ばれているのかを説明しました。ガーナで処方される薬の三分の一は偽薬と言われています。また、偽薬でなかったとしても病院で使いまわされる注射によって重症化してしまうケースもあるので予防がとても重要なのです。現地では病気は神の祟りだと考える人が多く存在しています。物事は多様な見方ができるので、彼らの価値観を尊重しつつ、自然科学的な立場からの視点も伝えるよう努めました。

次はごみ問題に目を向けました。ガーナの人々はどんなゴミでも外に投げます。何故か想像がつくでしょうか? ジャングルに囲まれ自然と共生するこの村ではついこの前までゴミは土に戻っていたんです。それが習慣化しているのでプラスチックが入ってきた今でも同じ行為を繰り返してしまうのです。東京ドーム10個分以上あるような広い村でしたが、ゴミ箱はたったの二つしかなく捨てる場所が足りないということもありました。そこで政府に申請書を書き、ゴミ箱を増やしてもらうよう頼みました。

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最後は教育問題についてです。家を手伝わなければならないので学校に通えない子供たちに対して英語や数学などの授業を行っていました。また、学校では他の国のことはほとんど習いません。そこでホストファミリーの家の壁に世界地図を描き、指をさしながらいろんな国のストーリーを伝えました。教育は重要であると思います。しかしながら常に論理的に考えようとしてしまう私にとってガーナの人々の想像力にハッとさせられることも多くあり、私のほうが多くのことを学ばせてもらった気がします。

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EN-海外インターンシッププログラム-

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若者を対象に海外インターンシップを運営するアイセックの、ENというプログラムです。ガーナでの「コミュニティー開発」をテーマにした海外インターンシッププログラムを提供しています。